《新版标准日本语》高级上册第10课:資源(课文)

JLPT 责任编辑:彭静 2021-09-14

摘要:本文为JLPT日语能力考专用教材《新版标准日本语》高级上册第10课:資源的课文部分。单词、会话、解说部分请见文末链接。新版标准日本语教材是国内日语自学者运用最广泛的一套日语学习教材。

本文为JLPT日语能力考专用教材《新版标准日本语》高级上册第10课資源课文部分。会话、单词、解说部分请见文末链接。《新版中日交流标准日本语》由人民教育出版社、光村图书出版株式会编著,人民教育出版社出版,请支持正版书籍,本文仅作学习参考使用,如有侵权请联系删除。

課文

物に姿を変えた水

日本は水量が多く、従来から水資源に恵まれた国であると考えられてきた。現在でも、多くの人は、水は水道の蛇口をひねれば際限なく出でくるものだと考えている。日本人がこのような環境の中で生活してきたため、日本語には、「湯水のように使う」「水に流す」といった、水が豊富にあることを前提とした慣用句が多い。

その水資源の豊かな国が、年間400億t(1t=1,000Q)あまりの水を海外から輸入しているといったら驚くだろうか。というのも、わたしたちの身の回りにある物、食べ物はもとより、紙、服に至るまで、何を生産するにも水が使われているのだ(図)。例えば、グラス1杯の牛乳を作るには200Q、Tシャツ1枚を作るには2,700Qもの水が必要だという。牛乳の場合は主に牛が食べる牧草を育てるために、Tシャツの場合は主に原料となる綿花を栽培するために、これだけの水が消費されている。このような目で改めて周りを見てみると、わたしたちの生活がいかに多量の水に支えられているかが分かるだろう。

さまざまな産業の中でも、最も水を必要とするのは農業である。先に述べた400億tの水はすべて、食料を生産するために使われる。日本は食料自給率が40%程度と低く、日本の食卓は海外からの輸入に支えられているのが現状だ。そして、輸入している食料を生産するために海外で使われる水の量は、合計すれば400億tを超えるという計算になる。もちろん実際の水を輸入しているわけではないが、食料の輸入を通じて間接的にその生産に使われた水を輸入していることになるのだ。

仮に、レストランでハンバーガーを1個とコーヒーを1杯頼んだとしよう。そのハンバーガーを作るには、牛肉80gに1,240Q、パン45gに6OQ、合計1,300Qの水が必要となる。コーヒーを1杯作るには140Qの水が必要なので、たった1回食事をするだけで合計1,440Q、つまり2Q入りのペットボトルで720本分もの水を間接的に消費することになる。

世界の人口は、2025年には80億人に達すると予測されている。増え続ける世界人口を養うには食料の確保が大きな課題だ。そして、食料の生産には、水資源が不可欠である。1900年から2000年までの1世紀で、世界の人口は3倍に増えたが、水の使用量は6倍となった。人口の増加、工業化、生活の物質的な向上などによって、世界の水需要は拡大し続けている。国連の見通しによれば、2020年までに水の消費量は、

2009年の1.4倍にもなるとのことである。水の危機が世界的な食料危機に直結しているといわれる所以だ。「水の惑星」といわれる地球だが、海水や北極、南極、氷河の氷を除くと、地球上の水のうち、わたしたちが普段容易に使うことができる淡水は0.01%程度とされている。増え続ける人類が食料を確保するためには、水資源の保護が急務である。

しかし、一方で世界中の地下水や水源が汚染され続けているという現実がある。主な原因は、生活排水と工業廃水である。汚れた水をそのまま川に流した場合、魚が住める水質になるまで薄めるには膨大な量の水が必要になる。例えば、料理に使った油大さじ1杯を川に流すと、魚が住める水質にまで薄めるために、5,040Q、すなわち2Q入りのペットボトルで2,520本分の水が必要になる。浄化槽や下水処理場の整備はもちろん、わたしたち1人1人が食器洗いや洗濯の排水に気を配ることで、水資源への負荷は大幅に軽減される。

汚染された水は、資源としては存在しないのと同じである。しかし、石炭や石油などの化石燃料資源とは異なり、水は上手に使えば持続的に利用が可能な、循環する資源でもある。節水は言うに及ばず、排水への配慮、そして食べ残しや食品廃棄をしないことが、世界の水の保護につながっていくということを忘れてはならない。

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